
このようなお悩みにお答えします。
本記事の内容
・キーワード選定の重要性
・キーワードの種類3つを意識する
・キーワード選定のやり方
ブログにおけるキーワード選定はとても重要になります。
なぜなら『キーワード=読者の悩み』だからです。
キーワード選定をせずに、やみくもに書きたいことを書いても自己満足の記事になり、結果的に読者に読まれず検索上位に表示するのが困難になります。
キーワード選定をしっかりやることで、読者さんの悩みに答えられる記事がかけます。
この記事では、ブログ初心者の人でもできるキーワード選定のやり方を解説していきます。
すぐにキーワード選定のやり方に行きたい人は、ここから『キーワード選定のやり方』に飛べますよ。
目次
キーワード選定の重要性
キーワード選定をやることで以下のことがわかります。
・読者の検索意図がわかる
・検索ボリューム・競合性
順に解説していきます。
読者の検索意図がわかる
読者さんが何か知りたい事や調べものをする時にGoogleやYahooに打ち込みますよね?これらを調べる時には4つの検索意図があります。
①:Doクエリ『やりたい』
②:Knowクエリ『知りたい』
③:Buyクエリ『買いたい』
④:Goクエリ『行きたい』
キーワード選定をする際に、上記の検索意図を明確化することにより、読者さんが求めているニーズがわかりやすくなります。
例えばキーワードが『ブログ 始め方』とします。この場合の検索意図はブログの始め方を知りたい。
つまりKnowクエリ『知りたい』ということがわかります。検索意図が分かれば、あとは記事でブログの始め方の手順を示していけばいいわけですね。
検索ボリューム・競合性がわかる
キーワード選定をする際に、検索ボリュームと競合性のチェックもしましょう。
なぜなら、チェックをしないで記事を書いていった結果、実は企業サイトや公式サイトが上位を占めているキーワードなんて可能性があります。
初心者の方が個人でブログを運営する場合、いきなり競合が強いサイトばかりのキーワードで戦っても勝てる見込みがないですよね・・・。
なので、キーワード選定をする際は検索ボリュームと競合性のチェックを忘れずにやっておきましょう。

キーワードの種類3つを意識する
キーワードには3つの種類に分けられています。
キーワードの種類
・ビッグキーワード
・ミドルキーワード
・ロングテールキーワード
分かりやすく図で表すと、以下の感じです。
順に解説していきます。
ビッグキーワード
名前の通り一番大きなキーワードのことです。
基本1つの単語でのキーワードでして、『ブログ』『英会話』『筋トレ』などがビッグキーワードとなります。
ビッグキーワードの特徴
・競合サイトが多い(企業や公式サイト)
・検索数がかなり多い(月間検索数がおおよそ1万~100万)
・検索上位を取るのが難しい
ビッグキーワードは企業や公式サイトが力を入れているため、個人で検索上位を狙うのはとても難しいです。
膨大の数の企業、公式サイト、トッププレイヤーと戦うことになるため、個人で勝つことはとても厳しいと言われています。
ミドルキーワード
ミドルキーワードは中間的なキーワードのことです。
基本2つの単語でのキーワードでして『ブログ 始め方』『英会話 比較』『筋トレ 効果』などにあたります。
ミドルキーワードの特徴
・競合サイトが多い
・検索数がやや多い(月間検索数がおおよそ5000~1万)
・検索上位を取るのが結構難しい
ミドルキーワードはビッグキーワードよりも検索数が少ないものの、競合が多いのが特徴です。
ロングテールキーワード
ロングテールキーワードは図のとおり、一番小さいキーワードのことです。
3~4つの語句の組み合わせでして『ブログ 始め方 スマホ』『英会話 比較 料金』『筋トレ 効果 いつから』などにあたります。
ロングテールキーワードの特徴
・競合サイトが少ない
・検索数が少ない(月間検索数がおおよそ0~5000)
・検索上位がとりやすい
ロングテールキーワードは検索数が少ないものの、競合も少ないキーワードもあるため、検索上位に入れる可能性があります。
なので、検索上位を狙うのであれば、ロングテールキーワードを攻めるのがベストです。

キーワード選定のやり方
ここからはいよいよキーワード選定のやり方を解説していきます。
キーワード選定をするためのツールには以下のものがあります。
・ラッコキーワード(旧・関連キーワード取得ツール)
・Googleキーワードプランナー
・Ubersuggest
今回はこの中で、ラッコキーワードでキーワードを抽出し、抽出したキーワードをキーワードプランナーで検索ボリュームと競合性を見ていきます。
ラッコキーワードで狙うキーワードを抽出する
ラッコキーワードで自分が書いていきたいジャンルのキーワードを打ち込みます。
『ブログ』について書いていきたいのであれば、検索窓に『ブログ』と打ち込むだけです。
次の画面で、『ブログ』に関連したキーワード候補が抽出されるので、右上の『全キーワードのコピー(重複除去)』を押します。
抽出したキーワードをキーワードプランナーで検証する
次に『Googleキーワードプランナー』で検索ボリュームと競合性をみていきます。
キーワードプランナーにアクセスしましたら、『検索のボリュームと予測のデータを確認する』を選択します。
『検索ボリュームと予測のデータを確認する』のところに先程コピーしたキーワードを貼り付けて『開始する』を押します。
次の画面で『過去の指標』をクリック。
画面右上にある下矢印を押します。
『過去の指標プラン』の『Googleスプレッドシート』を選択し、『ダウンロード』を押します。
下図のように、Googleスプレッドシートに抽出されたキーワードが表示されていきます。
ここで見るべきポイントは以下の通り。
・Avg. monthly searches(月間検索ボリューム)
・Competition(競合性)

表示がばらばらになっているため、並べ替えます。
セルの一番上にカーソルを持っていくとセルの右側に下三角(▼)のマークがでるので『Z→Aでシートを並び替え』で降順にしましょう。
ここまで完了すると、検索ボリュームと競合性がある程度わかるようになります。
キーワードを整理する
スプレッドーシートにキーワードの抽出が終わりましたら、キーワードの整理をしていきます。
・検索ボリューム0のキーワードは削除する
・同じようなキーワードはまとめて1つの記事にする
検索ボリューム0のキーワードは削除する
検索ボリュームが0の記事は誰も検索されていないため、記事を書いて検索1位をとっても見る読者がいないため、書かなくてもいいキーワードです。
とはいえ検索はないけど、読者の為になるなと思ったり、自分のサイトに来てくれた人たちに読んでもらいたいなと思っていたとしたら、書くのもありです。
同じようなキーワードはまとめて1つの記事にする
基本『1キーワード1記事』がいいです。
例えば『ブログ 稼ぎ方』『ブログ 稼ぐ』というキーワードがありますが、これらは同じ内容になってしまうため、どちらかを書くか、1つの記事にしましょう。
同じ内容の記事が複数あると『カニバリ』を起こしてしまうからです。
カニバリとは、カニバリゼーションの略で『共食い』を意味します。同じようなキーワードが複数あると重複コンテンツとみなされ、グーグルからの評価が分散されてしまい、検索順位が上がりにくくなること。

キーワード選定をする時は、このような事も意識しながらやっていきましょう。
まとめ:キーワード選定はやるべし
本記事では、ラッコキーワードでキーワードを抽出し、キーワードプランナーで抽出したキーワードの検索ボリュームと競合性をみていくやり方を解説してきました。
もう一度まとめてみると
①:ラッコキーワードでキーワードを抽出する
②:キーワードプランナーで検索ボリュームと競合性のチェック
③:キーワードを整理する
ブログ運営をしていくうえで大事なことはキーワード選定です。
キーワード選定をやらずに記事を書いても、検索結果に表示されることが難しくなります。

記事を書くまえに、大変ですがキーワード選定をしっかりやっていきましょう。
以上です。